オークビレッジで学んだこと
講師:ふうゆう工房の永田さん(当時:58歳) | ||||||||
30年以上木工家として家具作りをされてきた永田さんから教えられることは、毎日が目からうろこが落ちるような中身の濃い講習でした。 大変多くのことを教えていただきましたが、ここでは、私の加工技術を飛躍的にアップさせていただいた基本のところを抜粋して記載します。 |
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<墨付け、加工> | ||||||||
・ | 墨付けは正確にする (0.1mmを意識する) | |||||||
・ | 墨付けに合わせて正確に加工すること | |||||||
・ | 機械加工は、墨付けをしたシャープペンの0.3mmの左側、中央、右側を意識してカットすること。 | |||||||
<逆目にならないようにカンナ掛けをする> | ||||||||
新聞紙を切って、模型を作り、逆目にならないカンナ掛けの方向を教えていただいた。 | ||||||||
・ | 木表:木の先端から根元に向かってカンナ掛けをする。 | |||||||
・ | 木裏:木の根元から先端に向かってカンナ掛けをする。 | |||||||
<剥ぎ合わせ面の加工> | ||||||||
ブックマッチになるように手押しで剥ぎ面を削る。 | ||||||||
・ | その場合、手押しの先のテーブルは、カンナ刃より気持ち上げる。そうすると材料の削り終わりが削れなくて中凹になる。 | |||||||
そうして、剥ぎ面を付き合わせると、中央部が髪の毛一本くらいの隙間ができて、接着したとき、両端の接着剥がれがなくなる。 | ||||||||
<接着剤:PIボンド(2液性)> | ||||||||
・ | 接着強度が強く、水にも強い。 | |||||||
・ | 剥ぎの場合、さねを入れなくても接着剤だけで十分に接着強度がある。 | |||||||
<スコヤ> | ||||||||
スコヤの直角精度のチェック方法。 | ||||||||
・ | 普通のスコヤは直角が出ていないので、それを頭に入れて使用すること。 | |||||||
・ | 直角の確認の仕方。 | |||||||
平板の端面にスコヤを当てて、垂直に線を引く、次にスコヤを反転して同じ位置に線を引く。 線が重なれば直角が出ているということ。 |
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・ | お奨めのスコヤ: MATSUI(松井精密工業株式会社)のスコヤ | |||||||
今後、徐々に追加します。 |
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