かりゆし工房
一枚の板


  かりゆし工房「一枚の板」の店主鈴木さんとは、伊豆番匠立ち
上げのときから、親しくお付き合いをさせていただいています。
以前から伊豆高原アートフェスティバルでお店に訪問してい
ましたので、店舗兼工房は知っていました。

お店では、家具、木製小物をはじめ、一枚板などの展示販売をし
ており、店の奥では看板やテーブルの製作をしています。

看板業では、伊豆をはじめ近隣の地域の各種お店の看板を幅広く
手掛けおり、伊豆の方であればどこかで目にしていると思われま
す。
お店で販売している木工製品は、ご自身で遠くは北海道まで足を
運び仕入れてきた店主こだわりの品を販売しています。

私の作品も何点か展示させていただいて、販売していただきまし
たが、このところ、私がオーダー品の製作ばかりでしたので、い
まは、展示品は置いていただいていません。

店主は、大変心の優しい人で、特に弱者に対する思いやりが強い
人だと思います。
店内には、世界の難民への募金箱が設置してあります。
(弟さんがプロカメラマンで世界の難民を撮り続けているようです)
今回は、そのこころを形あるものとして、障害のある人達が出す
お店の看板を製作して寄贈されたそうです。

気持ちがあってもなかなか実行までには到らないものですが、こ
うしてひとつづつ着実に実践されていることは、本当に素晴らし
いことだと思います。

鈴木さんは、まだ若いのでいろんなことにチャレンジしているよ
うなので、今後の展開が大変楽しみです。



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